ここのアルジはボクの足が土で汚れるとかいって、ハウスの周りに人工芝をしきました。それはそれでよかったのですが、「水捌けをよくする。」とか言って,更に砂を人工芝の下にいれました。この砂は海砂のようで、いい磯の香りがして、空腹時には芝の隙間から掘り出して、少しずつ食べておりました。 |
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3月7日朝、突然腹痛がおこり、散歩の途中、草むらの中にヘタリ込んでしまいました。帰ってからも、何も食べれなくなり、水も飲めなくなりました。何もノドを通らないのです。
左の写真は草むらにヘタリ込むボクです。
ボクのスマイルはここから見えます。 |
皆が「ヘンだなー、ヘンだなー」と言いながら、夕方、また、ボクを散歩に連れていきました。案の定、途中で歩けなくなり、無理やり引っ張られて連れ戻され、急いで、北須磨動物病院に連れていかれました。 右の写真は腹痛で苦しみ、病院に運ばれる哀れなボクです。 | |
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一晩検査宿泊、3月8日朝、心配顔で訪ねてきたアルジとママに、病院の先生はニコニコしながら、「このコは砂をいっぱい食べ、完全腸閉塞起こしています。 心臓も悪いようです。このままでは確実に死にます。 難しい手術となりますが、実施されますか。」と言いました。 |
先生は得意げに,3枚のレントゲン写真を見せながら 「ここは小腸です。ここに、フランクフルトソーセージのように膨らんでいるのが砂の詰まった部分です。バリュームを飲まなくても、綺麗に写真を撮る事ができました。 このままほって置くと、この部分が壊死し、そこから出る毒素により死に至ります。手術は早いほうがいいでしょうね。」と勝ち誇こたように言ったので、こちらのアルジとママは恐縮し、手術実施を了解しました。
手術は9日昼と告げられました。
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